今年もいろいろとご協力下さり、ありがとうございました。“子育て”楽しかったですか?しんどかったですか? 子どもは確かに成長しています!親も成長されましたか。皆様、“よしよし”って、ご自分の頭、なでなでしてあげて下さいね。
世の中は合理化されたり便利になったりどんどん進化しています。その分、子育てもしやすくなった部分としづらくなった部分があります。でも子どもの育ちはかわりません。“電子レンジち~ん”みたいに早く育てて終了というものではなく、それぞれの歩みに寄り添い、それぞれの問題に向き合い、日々を積み重ねていくうちに、親子共に成長していきます。
車や不審者はこわいけど、十分注意して、歩いて散歩に出てみましょう。都会の中でも子どもの目線で周りを見てみるとそこには自然の豊かさがあります。また、道の端を歩く、車や自転車に注意する、信号や踏切、知らない人にあったらどうする…いっぺんに覚えることではなく、何度も何度も楽しみながらお出かけしているうちに身につくものです。いつもいつも自転車や自動車で“子ども自身は乗っているだけ”ではなかなか得られない大切な経験がそこにあります。
手を切ったり、食中毒やアレルギーがこわいけど、
クッキングしてみましょう。園児だって包丁も持てますよ。ピーラーで皮をむくこと、野菜をちぎることもできますよ。
また、これは大人の食べ物ってなんとなく省いていませんか?(例えば、酢の物等)食べたことのない食材にも挑戦。(既にアレルギーがわかっているものや、親も嫌なものに絶対に取り組まなければという意味ではありません。)普段、そばにいる大人がおいしそうに、うれしそうに、楽しそうに、これはいいことだという雰囲気で食事をしていると子どもたちも幸せ♡どうぞ素敵なお正月をお過ごし下さい。 副園長 菱田由里子
★なんのためのマスク?
口だけを隠して鼻を出していると全くマスクの効果は得られません。
咳が出ていてお友達にうつすかも…ということでマスクが必要な時はお休みしてしっかり快復する時をもちましょう。
予防の必要があるのならば、予防できるマスクで正しい使い方を考えましょう。
寒さ対策?お母さんのまねっこ?
マスクをつけると表情が見えづらく、声も聞こえにくく、友達とのトラブルを招く要因の一つにもなることも考えた上で効果的にマスクをご使用下さい。
副園長 菱田由里子
どんな1年でしたか?素敵な思い出が増えましたか?
楽しい子育ての1ページ? しんどい気持ちを積み上げた1年? どちらの場合でも、楽しい時もしんどい時もありましたね。
我が子なのに、自分とは違うことにふと気づくのが乳幼児期だと思います。もちろん、自分とは別の人として出会った赤ちゃんだけど、一進一退を一緒に積み重ねている内に赤ちゃんと自分は同じ!だって、自分のおなかの中にいたんだよ。でも最初は赤ちゃんは泣くだけで、その泣き声も同じ声で、新米ママは何故泣いているのかがわからない時もあり大変でした。でも一生懸命赤ちゃんの様子を見て、おっぱい?、おむつ?、暑い?寒い?…と赤ちゃんの気持ちを察して、お世話をしていくうちに赤ちゃんの気持ちが手に取るようにわかり、ほぼほぼ同じ時間を赤ちゃんの隣で過ごすことで、ますます自分の気持ちと赤ちゃんの気持ちがぴったりあうようになりました。。
ところが、乳幼児期に入り、赤ちゃんを卒業するころには、彼女、彼らは、自分とは違う気持ちを持ち始めます。悲しいはず、しんどいはず、困っているはず…でもそれらは往往にして「悲しいよね、いやだよね、(ママは)わかってあげているよ」というお母さん自身の気持ちをすり込まれているだけの事も…。本当はあんまりなんとも思ってなかったのに…って。なので、気持ちをすり込んであげるなら、自分の心配まで子どもに植え付けないように、前向きに気持ちをもてるように、「大丈夫だよ、見守っているよ」と、そんなサポートができると素敵ですね。
あなたの我が子はもっとすごいですよ。どの子どもも大きな大きな可能性を持っています。4月から進級したその集団の中で、それぞれが、また一段と成長していくことを楽しみに、子育てできる喜びを皆で共有いたしましょう。